フランス出張日記 2005年4月5日〜4月12日

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4月5日(火曜日)、6日(水曜日)

パリからヴィシー

半年ぶりのフランスは東京が寒かったからか、暖かく感じました。早朝便で到着後時間がたっぷりあった事もあり、これからの道中を動きやくするため、スーツケースを開け、手荷物を入れて整理した後、税関に行くと、どうも怪しいと思われたらしく、隅々まで調べられた…荷物の整理は税関を出てからにしましょう!
空港でしばらく時間をつぶした後、6時過ぎにタクシーでリヨン駅に向かう。運転手さんはカンボジア人、どことなく品のある人で政治亡命して来たと言っていました。ああ、ここはフランスだ、と実感。
リヨン駅のカフェでカフェオレとクロワッサンを注文して5.2ユーロしたのにビックリ。ユーロ高で日本円換算750円くらいもする。この先、一々物価が上がった、とため息をつく事になる。

リヨンからヴィシーへのチケットは、日本からネット購入していたので、大変楽。料金も1ヶ月前だったので指定で20ユーロ。交通費だけは日本よりはるかに安い。
リヨン駅発7時3分はまだ薄暗く、列車から見えるアパートの屋根裏に灯りが灯っている。一つ二つと消え、パリ郊外に出るころには朝焼けが見え、美しいフランスの田園光景が続く。緑の中に白い花をつけた木々が途切れ途切れに続き、綺麗だな、何の花だろうと思っていたが、ヴィシーで聞くとなんと桜だと言う。不覚にもフランスに白い桜があるとは知らなかった。日本の桜とは異なる趣きがあり、これもまた美しい。

ヴィシーに来るのは3年振り、5回目になる。Cavilamご自慢の新校舎になってからは始めての訪問、今回の目的は新校舎見学、新しいスタッフと顔をあわせることとホームステイ、寮の視察。新たに宿泊担当になったヴェロニックは、感じの良いエネルギッシュで頼りになるオネーさん。その配下のマリアンヌはこの仕事25年という大ベテラン、ホームステイ先のことなら生き字引のように何でも知っている。この二人が交代でステイ先回りに付き合ってくれた。


最近2年の間にボネキープから行った学生さんに評判のよかったステイ先10件をリクエストして訪問。これは中々圧巻でした。個性さまざまながら、どこも学生を受け入れるのを本当に楽しんでいる。学生を通して知らなかった世界が広がり、色々な文化に触れるのは面白い、と口々に言い、入門初心者とのコミュニケーションはどうしているのか聞くと、良くぞ聞いてくれたとばかりに「私はうしているのよ」と工夫を語ってくれる。日常使うフランス語を教え、学校の宿題を見、少し話せるようになったと大喜び。評判がいいわけだと大いに納得。


教材開発担当セクションに案内され、その膨大な資料と、見事なシステムに感嘆。いわゆる教科書を使わず、独自開発の教材を使用しているのだが、決して先生が勝手に決めているわけではなく、研究され、整理されたコレクションの中から、その時のニーズに合わせた教材を選び、更に情報を積み上げていく仕組みになっている。スバラシイ
エクスカーションなど「授業とステイ以外のすべてを担当」のアニマトゥールのジャンバティストは、人気抜群のこれまた親切を絵に描いたような、しかもイケメンお兄さん。何もない小さな田舎町とは言わせない、という意気込みでした。


久々のヴィシーは、やはり一押しの留学地だと確信した2日間でした。

園山千晶


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